2020/05/10

adidas EQT. X.T.R repaint

1996 adidas EQT. X.T.R US9.5

国内で販売された3色を揃えるほど自分が好きな靴 EQT. X.T.Rが、ミタスニーカーのディレクションでアディダスコンソーシアムからFTW XTAと名前を変えて復活しました。

復刻されたのはオリーブ/シェンナ・ブラック。
X.T.Rの特徴的なトゲトゲソールはタウンユースを考慮してマイルドになっています。
新品2万円という価格は流石に今のタイミングで買える物ではなく。

この色は手持ちの3色の中でも一番程度が悪く、シュータン周りの合皮の劣化とアッパーの天然皮革の色褪せが酷かったので、STAY HOMEな時間を利用してリペイントする事にしました。

まずは丸洗い。合皮部分が白くなっても気にしません。
一気に乾燥。革が分厚いので布団乾燥機とダブルで乾かします。

ペイントしたい部分以外をマスキングして、塗料は7年前にアプローチのインナーを塗装した際に使った染めQの余りを使います。
30分で乾く速乾性。

ソールの曲線にはタミヤのマスキングテープが優秀。

塗装完成。マスキングが漏れていたら大失敗になってしまうのですが...。
今回は成功。マスキング剥がして綺麗に塗り分け出来ていた時の快感。
ソールの一部だけ塗料が付いてしまったのでパーツクリーナーで除去。


インソールを入れて紐を通したら完成。
ビフォアフターがこちらです。かなり上手くいったのではないでしょうか。

黒い部分がちゃんと黒くなって引き締まりました。

トゥ部分のマスキングがうまくいってよかった。ソールの剥がれも直さないと。

今回の復刻を購入した方から画像を送っていただいたので、同じアングルで比較。
 全体のフォルムが現代的になって、オリジナルの芋虫感が薄くなっています。
中央のバンド部分にパフォーマンスマークが入っていません。
あとはヒールカウンターの作りがシンプルになってFTWマークも無くなっています。
それでもディレクションしたミタスニーカーズさんの努力が伝わってくる感じ。
このソールも新金型なので、以前のシーユーレイターの時のようにブランドコラボが出そうですね。
1997年の雑誌より。ハイカットバージョンのカトマイもかっこいいです。

3足並べても程度の悪さが気にならないクオリティになりました。

これは藤枝のマグフォリアさんで見せていただいたカタログ画像です。
国内ではこの3色が発売されたと思うのですが...。

海外だと、紺×黄色や黒×青が出ていたようです。


この辺りを再現してくれると、オリジナルコンプリートしている立場としては嬉しいです。

STAY HOMEで暇な時間を有効に使うことができました。

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